出展:ふたりソロキャンプ コミックス1巻表紙より

今回ご紹介するのはキャンプ漫画「ふたりソロキャンプ」です。キャンプで焚き火するのは憧れでしたけど、やっぱり火の始末が心配できなかった思い出があります。料理する時もカセットコンロでやってたので図柄が全く映えない状態でしたw
総合得点は3.7点ストーリーはキャンプ7割という感じなのでキャンプを知らず、初めてこの作品を見たらと客観的に評価してみました。もちろん残り3割のストーリーにもたくさん面白さが詰まっているのでぜひ見ていただきたい作品です。
あらすじ
樹乃倉 厳(きのくら げん)はソロキャンプをこよなく愛する34歳。キャンプ場へは公共交通機関を使い車は使わず自分の足で歩くのがこだわりのちょっと頑固な性格でして、いつも通りソロキャンプを楽しむ彼の前に、草野 雫(くさの しずく)という大学生が突如現れます。その彼女が提案してきたのはタイトルにもなっている”ふたりソロキャンプ”でした__。
この漫画の面白いところ
この漫画を読んで感じたのは”ソロキャンプ”の楽しさがよく表現されていることです。私も結婚する前はバイクにテントを積んでソロキャンプして、星を見ながらコーヒーを飲んだり、小さな明かりで料理を作ったりしていたので、読んでいておもわず「そうそう」とうなずいてしまったり、懐かしい気分になりました。

子供たちがおっきくなったら家族で行ってみたいなぁ…
何年後になるのやら(泣)
ここからは面白かったポイントをご紹介していきます。
Point1 キャンプ場の空間がリアル!!
出展:ふたりソロキャンプ コミックス1巻 1話
この漫画の面白さというか、リアルに感じるのが”自然の音”や”時間”なんですよね。キャンプ場でそれも人が少ないところだとテント設営したりやることはたくさんあっても、妙に時間がゆっくり流れていく感じなんですが、それがうまく表現されているんです。コマの割り方もうまくて、厳さんが川辺を歩きながらザクザク音を楽しんでいるシーンがリアルなソロキャンプすぎて、思わず笑ってしまいました。
Point2 おいしそうなキャンプ飯が多数登場!!
出展:ふたりソロキャンプ コミックス1巻 1話
キャンプ場でご飯食べるときは夏場なんかは暑いし、蚊は来るしで鬱陶しいんですけど、外で食べるご飯ってまたなんか違うんですよね。作中で登場する料理は、本格的なキャンプ飯から定番の缶詰め飯まであってレパートリーが結構豊富なんですが、厳さん達がおいしそうに料理を食べながらお酒を飲むシーンも多く、読んでるとおなかがすいてきます。作中で登場している料理はレシピも一緒に漫画で描かれているので気になる料理があれば作れるのもこの作品の魅力だと思います。
ちなみに、私はスーパーでおにぎりと焼き鳥買ってきてキャンプ場でリベイクみたいのがけっこう定番であれがまた美味しんですよ。そんで、翌朝は超熟ロールをフライパンで焼いてホットドック作ってコーヒーを朝日見ながら飲むのがお気に入りでしたw。
Point3 キャンプがわからない人でも楽しめる!!
作中ではキャンプ場のルールやキャンプ道具の説明をする描写があるんですが、キャンプを知らない人にもわかりやすく描かれています。
キャンプ場のルールなんか場所で全然違うしゴミの分別も地域によって変わるのでけっこう戸惑ってしまいますし、私もキャンプを始めた時は用語が全然わからなくてネットで検索してはAmazonで注文しながら準備してましたw。
最低限必要なものリストやどんなものが使いやすくどこで手に入るのかが書かれているので今からキャンプ始めたいという人にもおすすめです。
Point4 厳さん達の心境の変化に注目!!
作品を読み進めていくと厳さんが出会う人たちに様々な影響を与えていくんですが、また頑固な厳さん自身も影響を受けて変わっていく描写があって、キャンプだけでなく登場人物たちの関係や表情にも注目してみてください。
「ふたりソロキャンプ」の映像化は!?
公式サイトを確認してみましたが現在アニメ化などの情報はない模様。ドラマ化についても情報はありませんでした。結構ドラマ化されそうな題材のような気もしますが、、、。

映像化情報が入りしだい記事を更新していくニャ!!
まとめ
「ふたりソロキャンプ」いかがだったでしょうか。現在17巻(R6.6.15現在)まで発売されていますが、私もまだ2巻~4巻ぐらいで毎晩子供たちを寝かしつけてちまちま読んでいます。この作品についてまだまだ語りたいところですが、続きが気になる人はぜひ読んでみてください!!